<6613>QDレーザ(東証グロース)の紹介をします。
日本株では私が一番未来に期待している銘柄です。
【保有期間予定】半永久
【期待リターン】10倍以上のテンバガーを狙います
ファンダメンタルズやテクニカルの話は大変なので基本的に書きません
内容もできるだけ分かりやすく書いています。

〇事業内容

半導体レーザーデバイスメーカー、富士通研究所のスピンオフベンチャー。レーザー技術を利用したシリコンフォトニクス、レーザ加工、センシング領域の製品化、医療機器製造を展開。世界で初めて通信用の電流無調整量子ドットレーザの開発と量産に成功。

取扱い商品

・加工(DFBレーザ)、通信/量子ドットレーザ(データ通信、Siフォトニクス用、光源、センサ)

・通信/GaAs基板上エピタキシャルウェハ(光デバイス、Siフォトニクス、電子デバイス)


ハイ、何が何やら難しいですね。。。QDレーザ社の資料も載せておきます。

期待ポイント①量子ドットレーザ

英語だとQuantum dot laser、社名はここから来ているのです。

光電子融合基盤技術研究所(PETRA)・東京大学(荒川教授)・QDレーザ(富士通研究所スピンオフベンチャー)の共同研究の成果物

量産できるのは世界で唯一QDレーザのみらしいです。

省電力で高温耐性・安定性などの優れた特徴をもつ。

ではこの量子ドットレーザが何の役に立つのか?それはシリコンフォトニクス、従来の電気による通信を光(レーザ)による通信に置き換えて低消費電力・超高速通信という夢のような技術革新を可能にします。

このシリコンフォトニクスを日本一、いや世界一の規模で実現しようとしているのが日本が誇る大企業NTTです。プロジェクト名はIOWN構想。NTTといえば平成初期は時価総額世界一、今はGAFAMにやられてしまっていますがIOWN構想をきっかけに世界のトップに返り咲くのではないかと思います。6G通信というやつですね。
日本政府もこれを国策としており、岸田首相も演説で話をしていました。

半導体戦略(概略)2021年6月 経済産業省

このデバイスにQDレーザ社の量子ドットレーザが使われることになっています。実現は2025年以降なのでそのうち量産が始まることが期待されます。未来技術として2025年の大阪万博での実演が予定されています。
さて先ほどの画像にLSI内部への光導入とあります。データセンターの話はチップ間をレーザ通信させる計画ですが、将来的にはチップ内の計算処理もレーザで行う計画なんです。つまり世界中のスマホやパソコン内のチップすべてが低電力・高速処理に変わる未来が来る。そうなったらQDレーザ社はどうなるか。。。考えただけでわくわくしますね。

しかしその段階にはまだまだ時間がかかるとQDレーザ社の菅原充社長もおっしゃっていました。シリコンフォトニクスは夢のような技術ですが、まだまだ社会や実用の製品メーカーなどが追いつけていない未来すぎる技術なんです。

ということでQDレーザ社は世界が追いつくまで量子ドットレーザの売上げが少ないので、その間に他の製品を売りながら待つことになりました。
それが高いレーザ技術を応用した網膜投影デバイスです。

長くなってきたので、その②に続きます。
QDレーザ社は書くことが多すぎて大変です。上の記事もかなり省略している部分がありますので、気になった方は調べて見て下さい。